2 / 12 Iron Rose ROT-9 / F002-2903

Posted in 2026 Spring & Summer, collection

 

Novel.

分岐点

気がつけばそこは沼地であったのにも関わらず、それを知らずに足を踏み入れた。
振り返るともう岸は遠く後戻りは出来そうにない。
自身の重みにより重力が引きずり込むようにさらに沼地の深くへと体を押し遣り気がつけばすでに半身を過ぎ腰の位置を越えていた。
まさしくもって、もがき続けるだけのモノ作りが続く日々で自己暗示でもあり自己の責任へと追い遣るためにも課してきた様々なこと。
終わりは見えない。
なぜなら最初から終わりなどは存在しないから。
それでも、「もし」起点があり、終着点が在るのであればこれはまさしく分岐点だったのだろうと。

例えば聞こえてきたのはこんな唄

 

STRUCTURE Note.

2903 / Iron Rose / ROT-9

ROTとは「朽ちる」の意を持つ。ゼロから始まり9へと向かう数字の羅列。服飾・デザインなどを学ぶことなくブランドを始めた自身が既存された概念性や基礎的ディティールを一切無視してまさしくドローイング(落書き)から始めたアイテム。
極端に湾曲されたカーブディティールや本来的に考えればパンツの両脇に存在するシームラインをも意図的に廃してフロントからスパイラル状にぐるりと一周パンツの前後に螺旋の形状を持たせることでこのデザインでしか生み出すことの出来ない横方向の屈曲性を円のように描き出し、また縦方向には膝の内側にタックを配することで屈曲性を存在させヒザ下からのタイトなフィッティングフォルムでありながらも着用時の運動可動域を確保している。
背面腰下のバッククロス立体ダーツ、スリット型ポケット形状などアウトラインデザインを崩すことなくストイックに完成させた。
本来在るべきところにないもの、本来存在しえない場所に在るもの。そういった一見張り付けにされた固定の概念を一度解体して再構築した。そんなデザインワークである。

 

MATERIAL Note.

F002 / Iron st denim / Iron Rose

C – 98 , Pu – 2

このブランドでは長きに渡り普遍(不変)的に使用されてきた13.5ozのストレッチデニム
ある意味ではブランドの歩みと共に育ってきた歴史を持つデニムとも言える。
コットン98%と一般的なストレッチデニムに比べるとコットンの割合が多く、エラスタンは2%の含有に留めることで経年劣化を極限まで抑え込みながらもキックバックが強く伸縮性に富んだエラスタン素材により快適なストレッチの着用を味わうことが出来る、また縦糸の色抜け感は確かなヴィンテージ感を演出出来るため継続的な着用での味わいも感じるこベーシックでヴィンテージ感を味わうことが出来る横糸染め、縦糸に白糸を採用していることで美しい縦落ちにカラーフェードしていくのが大きな特徴。ブラックのみ特殊な手法により縦糸と横糸の両糸をブラックに染め上げた糸で織り込まれるブラック×ブラックのデニム生地となる。そのためブラックは色抜け時に独特のブラック〜グレーのグラデーションの色抜けを感じることが出来る

 

 

Photo details

Camera + LEICA M(Typ240)

Lens + LEICA SUMMICRON 35mm f2.0(My 1964)

Photographer / —– URANO Takahiro


 

2026 Spring & Summer

 

” CROSS “

 

Collection Schedule

 

Youtube LIVE

2025/07/12(start at 20:00) —– Pre・Pre LIVE at EDEN

2025/07/19(start at 20:00) —– Pre LIVE at EDEN

2025/07/26(start at 20:00) —– Collection LIVE #1 at EDEN

2025/08/02(start at 20:00) —– Collection LIVE #2 at EDEN

for Youtube Channel  —–  EDEN Youtube Channel

 

Product PROLOGUE

2025/07/14・15・16・17・18・19・20・21・22・23・24・25

12作のアイテムをひとつづつの唄と捉え14日より1日ごとに掲載し本コレクションライブ(26日)までに完成する1つのアルバムを辿る旅を記します

 

Collection VOYAGE

2025/07/26・27・28 —– EDEN(TOKYO/Ebisu)

2025/08/16・17・18 —– Clover(YAMAGUCHI/Ube)

2025/08/23・24・25 —– Morphine(AICHI/Toyohashi)